従業員の健康管理は、ますます企業にとって重要な課題となっています。
長時間労働の常態化、うつなどの職場メンタルヘルスの増加など、「健康で元気に働ける」という、ある意味当たり前のことが実現しにくい現状から注目を集め、政府も推進しているのが「健康経営」です。
「健康経営」とは、「従業員の健康管理を経営的な課題ととらえ、戦略的に取り組む経営手法」です。
従業員の健康促進によって、生産性の向上、離職率の低下、企業イメージアップといった効果が期待できます。
健康経営は政府としても、健康保険の赤字額の減少、企業としても上に挙げたような様々なメリットがあるため、政府主導で行われるようになりました。経済産業省では「健康経営優良法人認定制度」を作り、優良な健康経営を実践している企業や法人を顕彰しており、インセンティブを設けています。
2019年8月26日、株式会社ほづみは「健康企業宣言」を行い、健康経営に取り組むことを表明いたしました。
今後、全社で具体的に取り組んで頂くよう準備を進めております。全国健康保険協会から提示されている項目から選んだものを、10月から3月までの6カ月間をめどに取り組み、その結果をまとめて全国健康保険協会および経産省に申請を行います。
株式会社ほづみ
代表取締役社長 沼田真弥
株式会社ほづみが取り組む課題
1 定期健康診断受診率100%
2 健康診断受診および必要な方の特定保健指導受講の推奨
3 職場の活性化として、コミュニケーション促進に向けた取り組み
4 健康推進・生活習慣病予防対策として食生活改善に向けた取り組み
5 メンタルヘルスケアの取り組み
6 感染症予防に向けた取り組み
7 長時間労働者への対応に関する取り組み
8 受動喫煙対策に関する取り組み
9 40歳以上の従業員の健診データの提供
※8と9は必須としています。
健康優良企業への取り組みスケジュール
健康経営優良法人認定制度とは
健康経営優良法人制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目的としています。
また、本制度は、日本健康会議※の「健康なまち・職場づくり宣言2020」の宣言4「健保組合等保険者と連携して健康経営に取り組む企業を500社以上とする。」及び宣言5「協会けんぽ等保険者のサポートを得て健康宣言等に取り組む企業を3万社以上とする。」を達成するための一助となることも目的としています。
なお、この取組は、令和元年6月に制定された成長戦略実行計画に基づいた取組の一つとして実施するものです。
※健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
出典:経済産業省『「健康経営優良法人2020」認定法人が認定されました!』より
株式会社ほづみは従業員への健康投資を行うことで、活力向上、生産性向上、組織の活性化を目指し、結果的に業績も向上するように努めて参ります。